事例紹介:塩酸環境下でのタケコート-1000塗装ボルトについて

2023年05月30日

概要


リサイクルセンターにおける、塩酸タンクのボルト交換によるメンテナンスの効率化

  1. 塩酸で錆びて固着したステンレスボルトを取り外すのに時間がかかっていました。
  2. タケコート-1000を塗装したステンレスボルトに交換したところ、錆びなくなり簡単に取り外せるようになりました。
  3. 腐食による減肉も防止できました。

お悩み


塩酸でボルトが錆びて取り外しに時間がかかっていました。。。

塩酸を貯蔵しているタンクの締結にステンレスボルトを使用していました。しかし、ステンレスボルトでも腐食が発生し、ボルトが錆びて固着してしまいレンチやスパナでは取り外せない状態でした。
最終的にはナットカッターを使って取り外すのですが、取り外し作業に時間がかかっていました。

写真:従来使用のボルト (材質:ステンレス、無塗装)

解決策


無塗装のステンレスボルトからタケコート-1000を塗装したステンレスボルトに交換しました。

改善結果


メンテナンス時も簡単に取り外せるようになりました

取付後も良好です。錆で固着することがなくなったのでメンテナンス時にも簡単に取り外せるようになりました。
以前使用していたボルトは腐食により減肉していましたが、そのような心配もなくなりました。

写真:ボルトの取付状態(材質:ステンレス、塗装:タケコート-1000)